平成4年秋、奈良県立生駒高等学校吹奏楽部OB会『生駒シンフォニックホーム』として活動を開始しました。
その後数々の方の力添え、加入によって平成9年『シンフォニックホーム』と改名し、現在奈良県を中心に活動をしています。
現在は生駒高等学校OB以外 にも、様々な学生・社会人など、音楽好きな人が集まっています。
『シンフォニックホーム』という名前には、団員みんなが家族のように親しく、明るく、楽しい雰囲気で活動できる場、
何の気兼ねもない第2の『家』のようなものを作りたいという気持ちが込められています。
一般にいう先輩・後輩といった関係は感じさせず、末っ子でも言いたい事ややりたい事を素直に言える家族のような雰囲気があります。
『明るく、楽しいアットホームな『家』で、真剣に音楽を語り合う。』
これがシンフォニックホームのコンセプトです。
アマチュア吹奏楽団とは・・・。
何らかの機会によく耳にする議題ですが、これには様々な意見があります。
『音楽』という1つの歴史的芸術をつくるのだからプロもアマもない。
所詮アマチュアなのだから楽しければそれでいい。
考え方の例を上げれば きりがありません。 一体どの意見が正解なのか・・・。
それは、簡単にひとつの答えを出せるものではありませんが、
おそらくすべての考え方が正解であり、それがその楽団のカラーとなっているのだと思います。
『音楽』とは元来、文字の通り『音を楽しむ』ものです。
私たちはこの基本理念を忘れずに活動をすることを最も大切にしたいと思っています。
しかし、それは『楽しければそれでいい!!』というものではありません。
演奏者が『音楽の真の楽しさ』を知り、それを人に伝えるには、多大な努力とやる気、それに勉強が必要です。
そのための厳しい練習は必要不可欠であり、真剣に取り組みます。
その結果味わえる満足感やお客様との一体感(音楽を通して共感する)こそが、
私たちが求めている『音楽』なのです。